世界を照らす日本のこころ
著者 下村博文(著者)  
本書の特徴・著者紹介
現役の文部科学大臣 下村博文が若い人たちに向けて語る、
日出ずる国からの「世界共生論」
これからの日本人のこころの在りかた、それは品格のある国家、気概のある国民、そして夢のある世界のために、古の知恵を知り、新たな世界観を樹立することではないか。
混迷の時代、価値観の異なる国々が調和していくためには、西洋文明では限界にきている。世界の共生を考えたとき、「多様性の受容」「共生の思想」を持つ日本の価値観こそがそのヒントとなる。いまこそ、私たち日本人が古来の叡智を思い返し、共生のための新たな世界観を世界に発信していかなければならない。そのために、私たち日本人がやるべきこと、なさなければならないこととは。
世界の共生をなぜ日本から始められるかといえば、日本は一つの物差しで、たとえばある宗教によって全体が染まっているわけではないし、なんとか主義という思想ののもとで、社会がひとつに染まっているわけでもありません。逆に古今東西の思想・哲学・宗教などのいいとこ取りができる国だと言えます。柔軟で抵抗感がないからこそ、新しい文明を切り開くチャンスがあるのです。
著者「あとがき」より
紙書籍定価1,980円
書籍データ
同じ著者の書籍