J-Boys 記憶の中の子どもたち
著者 桶谷省吾(著者)   , Avery Fischer Udagawa(翻訳者)  
本書の特徴・著者紹介
『ポパイ』『トムとジェリー』『ベン ケーシー』『コンバット』…。白黒の画面を通じて “豊かなアメリカ” を夢見ていた、昭和の子どもたちの純で、ちょっと切ないも物語。日英対訳、ワードリスト付き。
東京オリンピックが開催された翌年1965年、東京南部に住む1人の少年の成長を描いた英語の物語。日本語対訳付き。当時の品川の商店街の様子、東京オリンピックのヒーロー、ボブ・ヘイズのこと、白黒で映し出されたアメリカのテレビ番組、ハンバーガーとはどんな食べ物なのかと興味津々の少年…大人には懐かしく、若者たちにはノスタルジックな昭和の雰囲気を感じさせるエピソードが満載。
過ぎた時間、なくなった場所を、感傷におぼれずに思い起こし、美化せずに慈しむ。1965年、東京の下町に9歳の子供が生きた空気がみずみずしく浮かび上がる。翻訳も透明で、外国人のみならず、昭和の日本を知りたい英語学習者が読んでも大変面白い本だと思う。
ー 柴田元幸 (東京大学文学部教授・翻訳家)
紙書籍定価1,540円
書籍データ
タイトル | J-Boys 記憶の中の子どもたち |
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著者 | 桶谷省吾(著者)   , Avery Fischer Udagawa(翻訳者)   |
ISBN | 9784794602107 |
紙書籍定価 | 1540円 |
初版刊行 | 2013年5月 |
ページ数 | 280頁 |
判型 | 四六判 |
音声 | |
ジャンル | 英語学習書 リーディング |
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